2月29日、中国を訪問していたシンガポールのビビアン・バラクリシュナン外相は中国のオウ・ギ外相と会談し、その際、「シンガポールは、ASEAN東南アジア諸国連合と中国との関係のコーディネーターとしてCOC=海上行動規範の作成を加速させる方針である」と明らかにし、中国側に対し、COC早期制定を促しました。


(写真:straightstimes.com)

これに先立つ2月27日、ラオスの首都ビエンチャンで行われたASEAN非公式外相会議後、記者団のインタビューに応じた同外相によりますと、今回の会議で、ASEAN各国の外相らは、この海域での最近の動きは、緊張をエスカレートさせ、地域の平和・安定・安全保障を脅かしているとの見解で一致し、深い懸念を共有しました。

また、外相らは、ベトナム東部海域の平和・安定、航行の安全と自由を維持すること、軍事拠点化をせず、1982年国連海洋法条約を始め国際法に基づいて紛争を平和的に解決すること、及び、DOC=海上行動宣言を実質的に実現し、COC海上行動規範を早期に作成することの重要性を再確認したとしています。