(写真:AFP/TTXVN) |
最新の世論調査では、中道右派の野党・国民党が第1党になる勢いで、政権をとるためLGBTなどの権利拡大に反対し、反移民を掲げる極右政党と連立を組むかが、焦点となっています。
スペインの総選挙は、ことし5月の統一地方選挙で中道左派の与党・社会労働党が大敗し、サンチェス首相が議会を解散したことで行われ、下院350議席が改選されます。
選挙戦では、サンチェス首相が景気の回復やインフレの抑制など経済面の実績をアピールしたのに対し、野党側はサンチェス首相が地方の独立運動に融和的で国の指導者としてふさわしくないなどと訴えてきました。
最新の世論調査によりますと、野党・国民党が第1党になる勢いで、スペインでは5年ぶりの政権交代となる可能性が高まっています。
ただ、国民党単独では下院の過半数には届かず、政権をとるためには、極右政党ボックスと連立を組む必要があると指摘されています。
ボックスは、前回4年前の選挙で第3党に躍進し、今回の選挙では、男女平等への取り組みやLGBTなどの権利拡大に反対し気候変動対策の国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱などを訴えています。
スペインで極右政党が政権に入れば、1970年代まで続いたフランコ独裁政権のあと初めてで、国民党が第1党になった場合にボックスと連立を組むかが、焦点となっています。(NHK)

