既にお伝えしましたように、24日夜、オランダで、第3回核安全保障サミットが開幕し、国連事務総長や、IAEA=国際原子力機関事務局長、ベトナムのグェン・タン・ズン首相をはじめ、世界53カ国からの首脳が出席しています。

会議で発言を行ったオランダ首相や、国連事務総長、韓国大統領はそろって、ワシントンでの2010年の第1回核安全保障サミット、および、ソウルでの2012年の第2回核安全保障サミットで達成された成果を高く評価するとともに、IAEAを中心にする国際協力の強化の重要性を強調しました。

開会式後、ズン首相は政策討論会に出席しました。また、25日にも、3つのテーマを討議する討論会に引き続き参加します。

ズン首相は討論会で演説を行い、核の平和利用、核安全保障に関する国際共同体の責任感を高めること、核を平和目的のために利用する国々への支持、核兵器不拡散への支持に関するベトナムの終始一貫した政策を再度確認しました。

これに先立ち、ズン首相は中国国家主席や、アメリカ大統領、日本首相、韓国大統領、国連事務総長、ニュージーランド首相、カザスタン大統領、パキスタン首相、チェコ副大統領、ロシア外相などと個別会見を行いました。

アメリカのオバマ大統領は今回の会議に対するベトナムの重要な貢献を歓迎しました。また、オバマ大統領はTPP=環太平洋経済連携協定に触れ、双方が達成した重要な合意を高く評価するとともに、ベトナムの繊維製品、革靴、農産物などの輸出の促進を支援することを公約しました。一方、ズン首相は両国の全面的パートナー関係を深化させるよう希望を表明するとともに、アメリカがベトナムを市場経済国に認定するよう要請しました。

日本の安倍首相との会見で、両首脳は近年における両国の友好協力の良好な発展に満足の意を表明し、先頃のチュオン・タン・サン国家主席による日本訪問を通じて双方が達成した共同声明を具体化させる決意を示しました。

韓国のパク・クネ大統領との会見で、双方はFTA自由貿易協定の交渉を早期に終了するよう希望を表明しました。

これに先立ち、24日夜、ズン首相はオランダ商工会議所のスウルマン会長と会見しました。