18日に就任します。同氏は親中派として知られる実兄マヒンダ・ラジャパクサ前大統領を首相に起用する意向を示しており、実現すれば中国の影響力が再び強まる可能性があります。
次の焦点は首相人事に移ります。現職のウィクラマシンハ首相は第1党の統一国民党(UNP)総裁で、今回の大統領選ではラジャパクサ氏の対抗馬を立てた政敵しました。スリランカでは大統領に首相任命権はありますが、2015年改正の現行憲法下で首相の罷免権はなくなりました。
閣僚の任命や罷免には首相の同意が必要で、政権運営で大統領と首相の協力は欠かせない。新大統領がマヒンダ氏を首相に就任させるにはウィクラマシンハ氏が辞任するか、議会の解散・総選挙によって現職を失職させるしかない。
大統領は議会の解散権を持ちますが、前回選挙から4年半後の20年2月までは解散できない決まりです。20年2月より前に解散するには国民投票や議員の3分の2の賛同が必要となります。任期満了に伴う次の議会選は20年12月までに実施されるため、それまではウィクラマシンハ氏が続投する可能性もあります。
