スーダンの首都ハルツーム北部での国軍と準軍事祖組織との戦闘で破壊された建物=ロイター

国軍(SAF)と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の武力衝突が続くスーダンで、双方が5日間の停戦延長に合意したものの、その後も首都ハルツームなどで激しい衝突がありました。停戦延長後、戦闘はいったん小康状態となりましたが、それもつかの間でした。

衝突は30日遅くから各都市の郊外で発生しました。RSFは声明で、軍が停戦を破ったと非難し、正当防衛だったと述べました。

国連や一部の支援機関、大使館、スーダン中央政府の一部などは首都を離れ、紅海沿岸の海運拠点ポートスーダンに業務を移しました。ポートスーダンでは混乱はほとんど見られていませんが、非常事態宣言と午後11時から午前5時までの夜間外出禁止令が出されています。

停戦を仲介したサウジアラビアとアメリカが声明を発表し、停戦順守は不完全でしたが、推定200万人に援助を届けることができたとしました。

一方、国連児童基金(ユニセフ)によりますと、人口4900万人のスーダンで1360万人以上の子どもが緊急人道支援を必要としています。また世界食糧計画(WFP)は、今後数カ月で最大250万人が飢餓状態に陥ると予想しました。戦闘が始まって以来、1万7000トンの食糧が略奪されたと明らかにしました。(ロイター)