国軍(SAF)と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の停戦は5月22日に始まり、3日夕方に期限を迎えました。停戦中も停戦協定違反が繰り返され、停戦延長に向けた協議は2日に中断されました。

4日のライブ映像には、首都上空に黒煙が立ち上っている様子が映っています。ハルツーム南部の住民は、激しい砲撃、高射砲の音、停電におびえながら生活していると電話で語りました。

これとは別に、スーダン当局は、RSFの戦闘員がハルツーム中心部の国立博物館から撤退したと発表しました。RSFは3日、古代のミイラなどを収蔵する博物館で撮影したビデオを公開し、収蔵品に危害を加えていないと主張しました。

首都での戦闘により、被害や略奪が増え、医療サービスの崩壊、停電や断水、食料不足が起きています。

また、現地ではここ数日で10月頃まで続く雨季に入り、洪水や水を媒介とする病気のリスクが高まっています。雨季に入ることで、既にさまざまな理由で妨げられている救援活動がさらに遅れる可能性があります。

サウジアラビアとアメリカは、停戦延長協議が中断されたものの、サウジのジェッダに留まっていた軍とRSFの代表団との間で毎日交信を続けていると声明で明らかにしました。

4月15日に勃発した国軍とRSFの戦闘以来、120万人以上が国内で避難し、40万人が近隣諸国に逃れています。(ロイター)