愛知県小牧市の航空自衛隊小牧基地で、スーダンに滞在する邦人を退避させるため、待機先のジブチへ向け出発するC130輸送機=AFP/TTXVN

イギリスやカナダは退避完了を発表し、フランスやドイツ、スペインも首都ハルツームから空路で第一陣の退避に成功しました。一方、戦闘の激しいハルツームを避け、陸路で約八百キロ先の沿岸部ポートスーダンから退避を目指す動きもあります。

ロイター通信などによりますと、フランス軍は同日、フランス人など約百人を乗せた第一陣の輸送機がジブチに到着したと発表しました。24日も退避活動を続けるということです。

ドイツ軍も23日、ツイッターで、自国民など約百人を乗せた飛行機がヨルダンに到着したと述べました。ドイツ外務省によりますと、まだ二機がハルツームに待機中で、「EU=欧州連合や他の国民も連れていく」としています。スペイン外務省も同日、外交官や市民らを飛行機で退避させたと明らかにしました。

一方、ヨルダン政府は23日、ポートスーダンから軍用機四機で約340人を退避させたと発表しました。パレスチナ人やイラク人なども搭乗したということです。

ハルツームでの戦闘は収まる気配がなく、中東の衛星放送アルジャジーラなどによると、一部の国連職員、イラクやレバノンなど中東各国の市民や外交官らが、ポートスーダンの空港を目指して移動を始めています。関係者らを乗せたとみられるバスや車列が移動する様子を伝えています。(中日新聞)