サッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会、決勝トーナメント1回戦、スウェーデン対アメリカ。勝利を喜ぶスウェーデンの選手=AFP/TTXVN

アメリカは女子サッカーを長年席巻してきた強豪国で、W杯優勝4回を誇り、今回は前人未踏の3連覇を狙っていましたが、ドラマとショックが相次ぐ今大会で、その長い覇権にも壮絶な形で終止符が打たれました。ベスト16は、アメリカにとってW杯では最も早い敗退となります。

この日はスウェーデンを相手に優勢に試合を進めていましたが、相手守護神ゼチラ・ムショビッチの壁を破れずにPK戦に突入すると、自身3度目のW杯制覇を置き土産に引退することを願っていたミーガン・ラピノーらがキックを失敗しました。

決着も残酷なまでに劇的で、スウェーデンのリナ・フルティグのキックはアメリカのGKアリッサ・ネイハーが止めたかに思われましたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認で、ネイハーが弾いたボールがわずかにゴールラインを割っていたと判定されました。

判定が下されると、スウェーデンが喜びを爆発させる一方で、アメリカは涙をのみ、終始試合を支配しながら、決勝トーナメントを勝ち進めずに大会を去ることになりました。(AFP通信)