「ダボス会議」として知られる同総会は中東や太平洋など世界的に緊張が高まる中で開催されます。カタール、スペイン、韓国の首脳や最近就任したアルゼンチンのミレイ大統領のほか、世界の財務相40人、中央銀行総裁16人、財界トップ約1600人も参加します。世界安全保障や貿易問題、気候変動・エネルギー移行、AI=人工知能が経済・雇用に及ぼす影響を巡り議論します。また、ウクライナのゼレンスキー大統領もスピーチが予定されています。

WEFのマネジングディレクター、ミレク・ドゥセク氏は9日のオンライン記者説明会で、「信頼の再構築」が今年の全体テーマになるとした上で、「各国・地域内の社会と国家間における明らかな信頼低下に直接対応する」ものだと説明しました。

さらに、現在の地政学的恐慌を招いたのは対話への重大な取り組み不足であるため、年次総会は「対話の強化」に注力するつもりだと述べました。

ドゥセク氏は今年の4つの主要テーマの一つであるAIについて、良い意味で心配し過ぎるぐらいが望ましいだろうと語りました。(ブルームバーグ)