貢献党のチョラナン党首=AFP/TTXVN |
タイでは5月に行われた議会下院の選挙で、王制改革や軍の影響力排除を掲げる民主派政党の「前進党」が第1党となり、第2党となったタクシン元首相派の「タイ貢献党」など、あわせて8党で連立政権を目指すことで合意していました。
しかし、保守派の反発で前進党からの首相選出は阻まれ、タイ貢献党の主導で政権作りが進められていました。
タイ貢献党は2日、前進党が主張する王制改革には賛同できないとして、前進党を排除した形で新たな連立政権の樹立を目指すと発表しました。
タイ貢献党の本部前には前進党の支持者などが集まり、抗議の声を上げ、支持者の女性は「失望するとともに、だまされたような気持ちで怒っています」と話していました。
タイ貢献党は3日にも新たな連立政権の枠組みを発表するとしていますが、選挙で最も多く議席を獲得した政党が政権から除外される事態となれば、抗議活動の拡大など混乱が深まる可能性も出ています。(NHK)

