タイ・ノンタブリのサンダードームで、支持者に手を振るタクシン・シナワット元首相の娘、ぺートンタン氏(中央、2023年4月5日撮影)=AFP |
タイ最大野党「タイ貢献党」は5日、5月14日に行われる総選挙にタクシン・シナワット元首相の娘、ぺートンタン氏が首相候補の一人として立候補すると発表しました。
インスタグラムのフォロワーが50万人以上いるぺートンタン氏は36歳という若さを全面に押し出しています。現在、妊娠8か月目です。
一方、同じく立候補を表明している親軍派の2候補、プラユット・チャンオーチャー首相と、与党「国民国家の力党」のプラウィット・ウォンスワン副首相は合わせて146歳となります。
ぺートンタン氏は同日、首都バンコクの北に位置するノンタブリ県のサッカー場で立候補を表明しました。支持者に「タイ貢献党は政権を取り、みなさんに奉仕する」と訴えました。
総選挙は、軍と王室擁護派が支持する親軍派とタクシン派の争いとなっています。
2014年の軍事クーデターで政権を追われたタクシン元首相は、汚職に問われてアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで事実上の亡命生活を送っていますが、今でも労働階級や地方の根強い支持を集めています。
チュラロンコン大学のプアントーン・パワカパン氏はぺートンタン氏について「貢献党を代表している限り、タクシンを代表しているということだ」と指摘しました。(AFP通信)

