この官邸は1602年に、グエン朝のグエン・ホアン王により設立されたものです。現在、415年の歳月が経ちましたが、タインチエム官邸に関わる幾つかの史跡だけがタインチエム村に点在しています。
式典で挨拶に立ったクアンナム省人民委員会のレ・チ・タイン副委員長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「かつて、一時的に有名になっていたタインチエム官邸は、現在までに、少数の遺跡が残っています。しかし、その官邸の歴史的にも文化的にも価値は、今でも昔のまま維持されています。そこで、この間、クアンナム省は、関連各省庁や、部門、科学・歴史研究機関と連携して、タインチエム官邸に関する複数の歴史研究や科学シンポジウムなどを行ってきました。」
これまでに行われてきたタインチエム官邸と国語に関する科学シンポジウムを通じて、クアンアム省をはじめ、中部から南部に至る各地方の経済社会発展や、国防・安全保障に対するタインチエム官邸の役割と地位が明確に分析された他、ポルトガル人宣教師のフラシスコ・デ・ピナや、フランス人宣教師のアレクサンドラ・デ・ロドスがベトナム語ローマ字表記を成立した所として明確にされました。
なお、この官邸は、2008年にクアンナム省人民委員会から省レベル遺跡に、そして去る5月に文化スポーツ観光省から国家レベル遺跡として認定されています。
