12日、タイのニワットタムロン首相代行はバンコク近郊にある臨時首相府庁舎で、産経新聞など一部外国メディアと会見しました。


ニワットタムロン首相代行(写真:ロイター)

反政府派はタクシン元首相の妹で首相を失職したインラック氏に代わる暫定首相の指名を上院議長らに求めていることを批判し、総選挙を行って首相を選ぶべきだとの考えを訴えました。

政府に代わり知識人などで構成する「人民評議会」の設立を目指す反政府派デモ隊「PDRC=人民民主改革委員会」の指導者ステープ元副首相は12日までに反タクシン派の上院議長と憲法裁判所長官らに暫定首相を指名するよう求めています。

これについてニワットタムロン氏は「法に従ってはおらず成功するとは思えない」と一蹴しました。 2月に行われた総選挙はデモ隊の妨害などにより投開票できないケースが相次ぎ、憲法裁判所に無効と判断されましたが、7月20日に行いたいとしているやり直しの総選挙については、遅れが生じる可能性を認めつつ「成功する保証はないが、大きな希望を持っています。

民主主義を回復したい」と述べ、14日に予定される選挙管理委員会との協議に期待を示しました。