タイ国際航空の係員が、MERS感染拡大防止のため、機内の消毒を実施(写真:ロイター)

タイ保健相は18日、同国で初の中東呼吸器症候群(MERS)の症例が確認されたと発表しました。MERS感染が中東から東アジアに広がりつつある実態が改めて浮き彫りになりました。

保健相によりますと、MERSと診断されたのは6月15日に中東からタイに到着した男性です。18日現在、バンコク市内の病院で治療を受けており、容体は安定しているということです。男性は心臓病の治療を受ける目的でタイに渡航していましたが、風邪のような症状が出たため同病院に運ばれました。MERSはサウジアラビアで2012年に発生。感染者が確認された国はタイで26カ国目となります。