タイでは先週、憲法裁判所が3年前の政府高官人事を巡り、不当な介入があったとする判決を出し、インラック首相と9人の閣僚が失職に追い込まれました。


5月10日の政権支持派のデモ(写真:Motthegioi.vn)

判決に勢いづく反政府デモ隊は、残りの閣僚を総退陣させたうえで、選挙を経ずに上院議長の任命による暫定政権を樹立するよう求めて、首都バンコクで首相府やテレビ局を取り囲んで座り込みを続けています。

デモ隊を率いるステープ元副首相は10日、会見を開き、「上院議長は裁判所や選挙管理委員会などと協議し、速やかに新首相を任命すべきだ」と述べ、要求どおりの暫定政権が樹立されるまで座り込みを続ける方針を明らかにしました。

一方、政権支持派も10日からバンコク郊外で大規模な集会を開始しました。