アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンは24日、8月末とした駐留アメリカ軍の撤退期限の延長には応じない姿勢を改めて示しました。ムジャヒド報道担当者は首都カブールでの記者会見で「アメリカは自らの決定を守るべきだ」と強調しました。「アフガン人に祖国を離れるように促さないでもらいたい」とくぎを刺しました。

タリバンは期限を越えた駐留には「結果が伴う」と繰り返し警告し、完全撤退までは新政府発足を発表しない意向です。ムジャヒド氏は「エンジニアや医師など専門家がこの国には必要だ」と人材流出を懸念し、アフガン人は国内にとどまるよう求めました。

国外脱出を試みる市民が押し寄せる空港は周辺をタリバン戦闘員、空港内はアメリカ兵などが警備しました。23日に死傷者が出た発砲に関しては「調査したがタリバンではない」と主張しました。外国大使館の撤収にも「安全を保証しているので残ってほしい」と呼び掛けました。(東京新聞)