(写真:India Today) |
2001年に崩壊したタリバン政権はイスラム法の極端な運用によって、犯罪者と見なした住民の公開処刑や女性の権利制限を進めました。国際社会では圧政が繰り返されるとの危惧が強まっています。
ムジャヒド氏は会見の冒頭、「この勝利は国全体の誇りだ。占領から20年後に国は解放された」と勝利宣言した上で、駐留外国部隊の協力者らにも「恩赦」を与えると表明しました。
懸念が高まる女性の権利についてムジャヒド氏は「女性は働けるし、教育も受けられる。社会に必要な存在だ」と言明しましたが、「イスラム法の枠内で」と条件を付けた。メディアに対してもイスラム法に従う形での報道を求めました。
各国はタリバン復権でアフガンがアルカーイダなどテロ組織の活動拠点になることを憂慮しています。ムジャヒド氏は「アフガン国土を誰にも使わせない」と宣言し、「テロの温床」となる可能性を否定しました。
外交官の退避が相次ぐ外国大使館については「(館員の)安全を保証する」として国内にとどまるよう求め、新政権樹立後は各国と外交関係を結ぶことに意欲を見せました。新たな国家名や政治制度について「指導部が決める」と説明しました。
会見は首都カブールのプレスセンターで行われました。ムジャヒド氏が公の場に姿を見せるのは初めてとみられます。

