EUの外相に当たるボレル外交安全保障上級代表=AFP/TTXVN |
EU=欧州連合の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は3日、アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの暫定政権幹部の行動は、今のところさほど心強いものではないと指摘しました。また、アフガニスタンの経済が破綻すればテロなどの脅威が高まると懸念を示しました。
タリバンが権力を掌握して以降、EUはアフガンへの人道支援を拡大していますが、他国や世界銀行などと同様、開発援助は停止しています。
ボレル氏はリヤドでのサウジ外相との共同会見で「確かにジレンマがある。経済が破綻しないよう支援したいのであれば政府を支えることも検討可能だ。政権幹部の行動次第であり、今のところ政権幹部の行動はさほど心強いものではない」と語りました。
さらに「仮に経済が破綻すれば、人道面での状況はさらに悪化する。国を離れようとする動きが強まり、テロの脅威も増す。その結果、国際社会に影響を及ぼすアフガニスタンから発生するリスクも大きくなる」と懸念を示しました。
一方、中断が続いているイラン核合意の再建に向けた協議については、「間もなく」ウィーンで再開することを望んでいると述べました。(ロイター)

