シリア内戦の和平仲介役を務める国連のデミストゥラ特使は2月28日、ダマスカス入りし、同国の高官らと特使が提案するシリア北部アレッポでの段階的な停戦案に関する交渉の再開について協議することが狙いです。2日間にわたるデミストゥラ特使の訪問は政府軍武装背力の衝突が激化している中、行なわれたものです。
特使は人道支援を目的として、一定の場所で戦闘を停止し、誰もその場から移動しない「フリーズ(凍結)」を提案しました。実現した場所を基盤として停戦拡大を目指す考えです。
アレッポは内戦最大の激戦地で、実現には難航が予想されますが「全てのシリア人には(内戦の政治解決に向けた)具体例が必要だ」と強調しました。
これに先立ち、同特使は反体制派の指導者と会合を行い、一時的な停戦構想や人道支援の促進について討議しました。
