ロシアのラブロフ外相=AFP/ TTXVN |
一方、ウクライナのポドリャク大統領府顧問はロシアに「メディアでの敵対的行動」の抑制を要求し、非難の応酬となっています。
双方とも交渉そのものは継続する意向ですが、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊で多数の民間人が殺害されたことが発覚して以降、合意形成に向けた機運はしぼんでいます。
ラブロフ氏は、ウクライナが作成した合意草案を問題視しました。草案で、ウクライナがロシアに求める「安全の保証」の適用対象外として南部クリミア半島を明記していないことなどを「受け入れられない」と主張しました。ラブロフ氏は、ロシアが実効支配するクリミア半島や、親ロ派武装勢力が一部を占拠する東部ドンバス地方の帰属については交渉に応じないという立場を強調しました。首脳会談での協議に持ち込もうと模索するウクライナ側を強くけん制しました。
これに対し、ポドリャク氏は、ロシア側にウクライナでの「残虐行為」の責任があるとし、「ウクライナへの憎悪を助長してきた」と強調しました。対話の用意があるなら、態度を改める必要があると訴えました。(時事通信)

