メルケル首相は現在、安定政権の樹立に向けて、中道左派の社会民主党と連立を目指して交渉を進めていますが、交渉が順調に進んでも新政権の発足は春までかかるとの見方が出ています。

社会民主党は連立政権に入るかどうかを最終的にすべての党員を対象にした党員投票で判断する方針で、ここで否決されれば少数与党による政権か、再選挙になる可能性も残されています。

メルケル首相は暫定政権の首相として国を率いていますが、EUの改革などで次期政権に影響を与えるような提案や決定は控えており、EUのほかの加盟国ではヨーロッパ安定の鍵を握るドイツの政治空白の長期化を懸念する声も出ています。