(写真:THX/TTXVN)

メルケル氏は総選挙後、小政党二党との連立協議に失敗しました。SPDとの交渉が長引き、暫定政権がさらに続けばメルケル氏の影響力低下は必至で、首相四選継続への懐疑論も高まりそうです。

「早く安定政権を成立させる使命を果たしたい」。メルケル氏は年末、恒例の国民向けのあいさつで、SPDとの交渉の早期妥結に向けた強い意欲を表しました。両党幹部らが会談した3日、SPDのシュルツ党首も「われわれは楽観的だ」と述べました。しかし、ドイツのテレビ局「n-tv」は「実情とは違うようだ」と懐疑的な見方を示しました。

重要争点の難民政策をめぐって交渉前から両党の亀裂が早くも表面化しています。CDU・CSUは中東などからドイツに渡った難民による祖国の家族呼び寄せ制限を主張しました。SPD幹部は難民に寛容な立場から「交渉をフルスピードで壁にぶつけて壊そうとしている」と批判しました。