メルケル首相=AFP/TTXVN



(NHK)去年110万人近くの難民や移民が押し寄せたドイツで13日、3つの州で州議会議員選挙が行われます。難民の受け入れに寛容な政策を進めてきたメルケル首相の政党に強い逆風が吹く一方、「反難民」を掲げる政党が躍進する見通しです。

ドイツでは13日、国内の16のうち3つの州で州議会議員選挙が行われます。去年、難民を巡る問題が深刻化して以来、初めての大型選挙です。
ドイツでは難民が急増した結果、治安の悪化への不安や、難民支援のための費用負担に対する市民の不満が高まっています。このため、難民の受け入れに寛容な政策を進めてきたメルケル首相の政党「キリスト教民主同盟」には、かつてない強い逆風が吹いています。一方、反難民を掲げる新興政党「ドイツのための選択肢」は、メルケル首相を厳しく批判し、有権者の支持を大きく伸ばしています。党首が「違法に流入する難民は銃を使っても止めるべき」などと過激な発言をしたにもかかわらず勢いにかげりは見られず、旧東ドイツに位置する州では20%近い支持を得るなど、2つの州で第3党になる勢いです。3年前に設立されたばかりの政党が、これだけの支持を集めるのは異例のことです。