Soufiane Kayal 容疑者と Samir Bouzid容疑者= AP




フランスのパリで起きた同時テロ事件で、逃走中の容疑者の行方を捜査しているベルギーの当局は、事件前に容疑者と行動を共にしていた2人の男の顔写真を公開して、情報の提供を呼びかけています。

パリの同時テロ事件を巡って、ベルギーの捜査当局は首都ブリュッセル在住のサラ・アブデスラム容疑者の(26)行方を捜査していますが、依然、足取りはつかめていません。
捜査当局が4日、発表したところによりますと、サラ容疑者はことし9月、ハンガリーの首都ブダペストを2度にわたって訪れ、9月9日にはオーストリアとの国境付近で2人の男と車で移動していたところを警察の検問を受けたということです。
一緒にいた2人の男は、ベルギー国籍を示す偽の証明書を持っていたということで、捜査当局は2人がサラ容疑者の行方を知っている可能性があるとして、本名は不明のまま顔写真を公開し、市民に情報の提供を呼びかけています。
このうちの1人は、先月18日にパリ近郊で起きた武装グループと警察の銃撃戦で、テロ事件の首謀者とみられる男と一緒に死亡した女に宛てて、この日の前日、ブリュッセル市内の金融機関から、偽の証明書の名義で日本円でおよそ10万円を送金していたということです。
捜査当局は、2人が武器を所持しているおそれがあるとして、見かけた場合は直ちに警察に通報するよう求めています。