
(写真:Tintucvietnam)
先月、同時テロ事件が起きたフランスでは、クリスマスに合わせて、ミサが行われる教会
周辺の警備が一段と強化され、厳戒態勢の中、クリスマスを迎えています。
フランス政府は、130人が犠牲になった先月の同時テロ事件のあと、全土に非常事態
宣言を出していて、大勢の人がクリスマスのミサに集まる教会周辺の警備を一段と強化
しています。
クリスマスイブの24日夕方、ミサが行われたパリの教会でも、自動小銃を手にした兵士
たちが入り口に立ち、不審者などの警戒にあたっている様子が見られました。
また、パリの中心部にあるノートルダム大聖堂では、毎年この時期、大聖堂前の広場に
また、パリの中心部にあるノートルダム大聖堂では、毎年この時期、大聖堂前の広場に
高さ20メートルのクリスマスツリーが飾られますが、ことしはツリーに爆発物などが仕掛
けられるのを防ぐため設置が見送られました。
パリの市民からは「とても大きくてきれいなクリスマスツリーなので残念だ」という声が
上がる一方、「何か起きると怖いので、しかたがない」と理解を示す声も聞かれました。
さらに警備上の理由から、ことしは一部のクリスマスマーケットが中止されたほか、プレ
ゼントを買い求める人でにぎわうおもちゃ屋の中には、テロ事件を受けて、本物に似せ
たおもちゃの銃を店頭から撤去した店もあります。
1月の新聞社襲撃、先月の同時テロと、ことし2度もテロに見舞われたフランスは、テロ
の不安を抱えながら、1年で最も大切な祝日であるクリスマスを迎えています。
