今回の訪問は、EUのアントニオ・コスタ欧州理事会議長およびベルギーのバルト・ドゥ=ウェーヴェル首相の招きで行われました。

EU訪問では、がEUのアントニオ・コスタ欧州理事会議長と会談しました。

両首脳は、地域や国際情勢について幅広く意見を交わし、多国間の枠組みで対話や協議、連携をさらに強化していくことで一致しました。また、多国間主義や国連憲章、国際法を重視し、ASEAN=東南アジア諸国連合とEUの関係を効果的に生かし、インド太平洋地域の平和と安定、協力、発展に貢献していくことを確認しました。

さらに、ブルーエコノミーの発展や海洋保護、海洋安全保障をめぐる認識を共有し、海洋経済を今後の新たな協力の柱とすることを視野に、具体的な取り組みを検討し、進めていくことで合意しました。

ベルギー訪問では、トー・ラム書記長・国家主席がベルギーのバルト・ドゥ=ウェーヴェル首相と会談しました。

両首脳は、政治的信頼をさらに深めるとともに、対話を重ね、互いの関心やニーズへの理解を深めることで、協力を一層拡大していく方針を確認しました。また、ベトナムとベルギーの関係を新たな段階へ引き上げていく決意を示しました。

経済・貿易・投資の分野では、新たな進展を図るため、ベルギーが強みを持ち、ベトナムのニーズが高い分野で、大規模な戦略的協力事業を進めることで合意しました。具体的には、港湾開発、スマート物流網、グリーンエネルギー、環境配慮型工業団地、気候変動に対応したハイテク農業などが挙げられました。

このほか、トー・ラム書記長・国家主席は、ベルギー王国連邦議会のヴァンサン・ブロンデル上院議長およびペーテル・ドゥ・ローヴェル下院議長と会見しました。

また、王立国際関係研究所、(エグモント研究所)を訪れ、政策演説を行ったほか、ベルギーにあるベトナム代表機関の幹部や職員、欧州のベトナム人コミュニティーの代表らと懇談しました。

さらに、ベルギーとルクセンブルクで活動するベトナム人専門家や知識人の代表らとも懇談しました。