会見で両議長は、ベトナムとベルギーが長年にわたり良好な関係を築いてきたとしたうえで、ベルギー連邦議会下院が22日夜、EVIPA=ベトナム・EU投資保護協定の批准を正式に承認したと明らかにしました。今回の会見を前に承認されたもので、両国の経済・貿易・投資協力には大きな可能性があり、双方に協力をさらに進める強い意思があることの表れだとしています。

また、ベトナムがベルギー国民を対象に、最長45日間の査証免除措置を導入していることを高く評価し、両国国民の相互理解や交流の拡大につながるとの認識を示しました。

トー・ラム党書記長・国家主席は、今回の訪問中にベルギー下院がEVIPAの批准を承認したことを歓迎し、これによって両国、特に企業間の協力をさらに進める環境が整うとの期待を示しました。

また、ベルギー下院が2023年10月、ベトナムの枯れ葉剤被害者への支援を呼びかける決議を採択したことに深い感謝の意を表しました。外国の立法機関としてこうした決議を採択したのはベルギー下院が初めてで、現在も唯一だとしたうえで、ベトナムの戦争被害の克服に寄せる友情と人道的な支援の表れだと評価しました。

トー・ラム書記長・国家主席はさらに、ベトナムとベルギーの関係を早期に新たな段階へ引き上げることへの支持を求めました。また、経済・投資協力を引き続き後押しし、科学技術とイノベーションを優先的な協力分野としていきたいとの考えを示しました。

これに対し両議長は、こうした考えに賛同し、貨物輸送や海洋安全保障を含め、ベトナムとの協力を一層強化していく方針を示しました。