この席で、トー・ラム書記長・国家主席は、豊富な資金力や技術、教育・訓練、資源などの強みを持つオーストラリアが、ベトナムの新たな成長エンジンの創出に向け、引き続き重要なパートナーとしての協力に期待していると強調しました。
また、両国の政党間の交流や、両国の国会・議員間の交流を強化するとともに、特にエネルギーや重要鉱物の分野で、安全で持続可能かつ強靱なサプライチェーンとバリューチェーンを構築するよう提案しました。
さらに、オーストラリアに対し、ベトナムへの石炭や液化天然ガスの安定供給を引き続き確保するとともに、クリーンエネルギーやグリーントランスフォーメーションの分野で協力を拡大するよう求めました。
トー・ラム書記長・国家主席は、ベトナムが必要とし、かつオーストラリアが強みを持つ分野への、オーストラリア企業や投資ファンドによる投資拡大を歓迎すると述べました。
具体的には、クリーンエネルギー、スマート農業、インフラ、鉱物、高度技術、海洋経済などの分野を挙げました。
同時に、オーストラリアに対し、ベトナム企業がオーストラリアで投資や事業を拡大できるよう、さらなる環境整備を求め、両国間の投資関係をより均衡の取れた、効果的なものにしていきたいとの考えを示しました。
これに対し、アンガス・テイラー氏は、オーストラリア自由党はベトナムとの関係を重視していると述べ、両国が交わした合意を具体化する取り組みに対して強く支持すると表明しました。
そのうえで、オーストラリア企業に対し、ベトナムでの協力機会をより積極的に捉えるよう促したいと述べました。ベトナムは大きな潜在力を持つ国であり、オーストラリアが生産能力や技術、将来の産業分野における能力をともに発展させていく上で、大きな可能性があると強調しました。