トー・ラム書記長・国家主席は、両国に対し、ハイレベル交流の継続に加え国防・安全保障、経済、人材育成・教育分野での協力強化、地方間協力の拡大を呼びかけました。また、交通、エネルギー、農業、デジタル転換の分野における戦略的協力事業を優先的に推進し、特にブンアン港開発、ハノイ・ビエンチャン高速道路、ブンアン・ビエンチャン鉄道の整備を進めるほか、国境手続きの簡素化や自国通貨による決済の継続を提案しました。さらに、カンボジアと連携して3か国の友好と結束を強化するとともに、2030年に向けたカンボジア・ラオス・ベトナム3か国経済連結行動計画を効果的に実施するよう求めました。
一方、ソーンサイ首相は、ラオス政府がベトナムと緊密に連携し、重点協力事業を効果的に実施するとともに、両国企業が抱える課題の解決に取り組み、経済協力を一層推進する意向を示しました。また、ラオス、ベトナム、カンボジアの国民間の結束を維持し、地域や国際社会の枠組みで引き続き連携していく方針を確認しました。
同日、トー・ラム書記長・国家主席はカンボジアのフン・マネット首相とも会見し、ベトナムとカンボジアの二国間協力メカニズム、およびベトナム、カンボジア、ラオスの三国間協力メカニズムをさらに効果的に活用するよう提案しました。
これに対し、フン・マネット首相は、両国の与党指導部間で合意された各種の取り決めや合意事項を着実に実施するため、ベトナムと緊密に連携していく考えを示しました。
地域および国際情勢については、双方がASEANやメコン地域の枠組みを中心に協力を強化し、相互に支持していくことで一致しました。また、トー・ラム書記長・国家主席は、2026年11月に開催予定の第20回フランコフォニー首脳会議の成功に向けて、ベトナムがカンボジアを支持すると表明しました。
