訪問は24日までの日程で、デンマークのフレデリック10世国王夫妻、欧州理事会のアントニオ・コスタ議長、ベルギーのバルト・ドゥ=ウェーヴェル首相の招待によるものです。今回の訪問は、強い政治的意思と戦略的な方向性の共有を基盤に、ベトナムがデンマーク、EU、ベルギーとの関係を幅広い分野で発展させ、協力をより実質的かつ効果的なものにしていく転機となることが期待されています。

デンマークへの国賓訪問は、両国の外交関係樹立55周年という節目に行われます。今回の訪問は、両国が新たな発展段階に向けた戦略的方向性を打ち出し、関係をさらに発展させるとともに、デンマークとの協力を、ベトナムと北欧諸国との協力のモデルにする機会となります。

EUとの関係では、今年1月に双方の関係が「包括的な戦略的パートナーシップ」に格上げされたばかりです。こうした中、今回の訪問は、ASEAN=東南アジア諸国連合とEUを結ぶ架け橋として、ベトナムが果たす先導的な役割を改めて示すものとなります。

また、貿易、投資、科学技術、人材育成をはじめとする重要分野での協力をさらに深める機会にもなります。

ベルギーへの訪問は、2025年4月のフィリップ国王によるベトナム国賓訪問に続くものです。今回の訪問を通じて、科学技術、半導体チップ、再生可能エネルギー、環境配慮型農業、イノベーション、物流、スマート港湾などの分野で、両国の協力が大きく前進することが期待されています。