6月28日の「ベトナム家庭の日」25周年記念日に当たり、トー・ラム書記長・国家主席は、メッセージを送りました。

この中でトー・ラム書記長・国家主席は、「過去25年間、『家庭の日』は家族の大切な価値を確かめ合い、広めていく大切な機会となってきた」と強調しました。そのうえで、ベトナムが新しい発展の段階を迎えるなか、市場経済の進展や都市化、出稼ぎ労働、デジタル化、そして高齢化などが、日々の家族の暮らしに大きな影響を与えていると指摘しました。

また、トー・ラム書記長・国家主席は「いま懸念されるのは、経済的な難しさだけでなく、家族間の会話が減り、これまでの家庭のあり方や、良い伝統や習慣が薄れていくことだ」と言及しました。このため、家族を大切にすることは、ベトナムの伝統的な文化や道徳、人格、そして人間性を育むための土台づくりとして捉える必要があります。さらに、各種の施策は、家族がより安全で、平等で、思いやりに満ちたものとなることを目指さなければなりません。そこでは、子どもたちが守られ、女性が尊重され、高齢者が敬われ、大切にされ、すべての家族が愛と規律、そして責任の中で暮らせる環境づくりが求められています。

最後にトー・ラム書記長・国家主席は、すべてのベトナムの家庭が、日々の具体的な行動を通じて、古くから伝わる素晴らしい伝統を守っていくことに期待を寄せました。具体的には、祖父母や両親を敬うこと、子どもたちを愛し育むこと、夫婦が互いに思いやり、平等に支え合うこと、そして、それぞれの世代が耳を傾け合い、尊重し、助け合うことです。家族を守ることは、家庭の規範を守り、文化を守り、そして民族がいつまでも続いていくための力を守ることにほかならないとしています。