今回の訪問は、トー・ラム書記長・国家主席にとって新たな立場で初めてのインド訪問であり、両国の包括的戦略的パートナーシップ樹立10周年の節目にあたることから、特別な意義を持つものです。
インドはベトナムにとって地域における重要な包括的戦略的パートナーの一つで、政治的な信頼関係が強く、多くの戦略的利益を共有しています。また、長年にわたる文化・人的交流の基盤も築かれています。一方、ベトナムはインドの「東方政策」およびインド太平洋地域における重要なパートナーとなっています。
ベトナム外務省のグエン・マイン・クオン次官は次のように述べました。
(テープ)
「今回の国賓訪問は、両国の指導者が今後の協力の方向性や大きな方針、さらには関係を新たな段階へ引き上げるための具体的な方策について議論し、共有する大変重要な機会です。特に、貿易や投資、観光、人的交流の促進に加え、現在極めて重要となっている科学技術分野での協力を一層強化していくことが期待されます」
近年、ベトナムとインドの関係は各分野で着実に発展しています。2025年の両国の貿易総額はおよそ165億ドルに達しました。2026年の第1四半期は48億ドルで、前年同期比28%の増加となっています。また、2026年3月時点で、インド企業は500件以上の有効な投資案件を持ち、登録資本は11億ドルを超えています。
こうした強固な政治的信頼と共通の戦略的ビジョンを背景に、今回の訪問は、ベトナムとインドの関係を新たな発展段階へと押し上げる契機になると期待されています。
