今回の一連の訪問について、レー・ホアイ・チュン外相は、政治関係の新たな発展に向けた道筋を示すとともに、ベトナムと欧州のパートナーとの協力の可能性をさらに広げたと強調しました。
チュン外相によりますと、今回の訪問は重要な意味を持ち、ベトナムと欧州のパートナーが互いを重視していることを示したほか、ベトナムの対外関係の基盤を強化し、信頼できるパートナーのネットワークを広げるとともに、二国間と地域の双方で欧州との結びつきを強めることにもつながったということです。

大きな成果の一つとして、ベトナムとデンマークは関係を包括的な戦略的パートナーシップに格上げし、経済、貿易、投資を重要な柱と位置づけました。EUとの間では、協力のあり方も広がり、研究機関や大学、企業を結び、技術や製品を共同で研究・開発するとともに、バリューチェーンやサプライチェーンにより深く参画していく方向性が示されました。ベルギーとは、両国関係を戦略的パートナーシップへ格上げすることを目指す方針で一致しました。

チュン外相はまた、今回の訪問は、発展に向けた資源の動員をさらに後押しするものになったとしています。欧州の多くの企業は、ベトナムでの実施を予定している計画やプロジェクトについて意見交換を行い、その規模は現時点で合わせておよそ200億ユーロに上ります。
さらに、今後最も重要なのは、共通認識や首脳レベルでの約束、合意を、具体的なプログラムや事業、成果につなげていくことだと指摘しました。

そのうえで、エネルギー転換、グリーンインフラ、物流、科学技術、高度人材の育成などの戦略的な分野を優先し、ベトナムとデンマーク、EU、ベルギーとの関係を、より実質的で効果的なものにしていく必要があるとしています。