(NHK)アメリカのトランプ次期大統領は、フランスのオランド大統領と電話で会談し、地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」などについて意見を交わしました。各国首脳はトランプ氏の政策に不安を抱きながらも、相次いで電話会談を行い、手探りで外交を始めています。
アメリカのトランプ次期大統領は11日、フランスのオランド大統領と電話で会談しました。
各国メディアによりますと、両首脳は協力していくことを確認するとともに、テロとの戦いやウクライナ情勢、それに地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」などについて意見を交わしたということです。
今月発効した「パリ協定」をめぐり、トランプ氏は選挙戦で地球温暖化について「でっち上げ」と述べ、「パリ協定」を脱退する意向を示しました。
オランド大統領は選挙のあと、「トランプ氏の勝利によって不確実な時代に入った。これまでの彼の発言は、われわれが共有してきた価値とは相いれない部分もある」と述べ、警戒感を示していますが、電話会談ではよい雰囲気で率直な話し合いができたとされていて、とりあえずは友好関係を演出した形です。
トランプ氏は選挙のあと、日本や韓国、それにイスラエル、イギリス、ドイツなどの首脳と電話で会談を行ったと伝えられていますが、過激な発言を繰り返してきたトランプ氏の政策への不安がぬぐえない中で、手探りで外交を始めています。
