10人の候補者(写真: Washington Post



【日本経済新聞】2016年11月の米大統領選に向け共和党全国委員会公認の第1回候補者討論会が6日夜、米中西部 オハイオ州クリーブランドで開かれました。過激な発言を繰り返す不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は党候補の指名を獲得できなかった場合、共和党以外の第 三党から出馬する可能性を否定しなかったということです。

討論会で司会者が「指名争いで敗れた場合は(共和党の)指名候補を支持し、独立の候補として出馬しないと誓うか」とただすと、トランプ氏は「今誓約するつもりはない」と留保。「私が指名されれば、独立の候補として出馬しないと誓う」と答えました。

討論会は午後9時(日本時間7日午前10時)から2時間実施しました。第1回を主催するFOXニュースは直近5回の世論調査の平均支持率上位10人に参加を制 限しました。トランプ氏のほか、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(62)、ウィスコンシン州のスコット・ウォーカー知事(47)ら10人が選ばれました。経済政 策や移民対策、中東の過激派組織「イスラム国」(IS)への対応など多岐にわたるテーマで論戦しました。

共和党は17人が出馬表明する混戦状 態となっています。上位10人に入れなかった7人はゴールデンタイムに先立つ別枠の討論会に回りました。2回目は9月16日、CNNテレビの主催によりカリフォルニア州で開 きます。ヒラリー・クリントン前米国務長官(67)が支持率で独走する民主党は10月から6回の討論会を予定します。