トランプ大統領=AFP/TTXVN |
トランプ氏は祝辞で「みなさんは人種や宗教、肌の色、信仰がそれぞれ異なる」と指摘しました。「だがこの地に着いてから一つのチーム、家族に属し、誇りをもって米国という国家のために尽くした」とたたえました。人種や宗教の壁を越えて今後も結束すべきだとの考えを示し、党派や人種間の対立をあおりかねない従来の強硬姿勢をひとまず封印しましたた。
中西部ミネソタ州で起きた黒人死亡事件に対する抗議デモに触れて「州兵が街頭での平和や安全、合衆国憲法に基づく法の支配を守った」と評価しました。1861~65年の南北戦争について「陸軍士官学校の出身者が奴隷制という弊害をなくすために戦った」とも語りました。同じ士官学校出身で奴隷制維持を目指して戦った南軍のリー将軍については触れませんでした。
トランプ氏は全米で起きた抗議デモへの対応をめぐり、米軍と対立してきました。エスパー国防長官はデモ鎮圧に向けて連邦軍動員を辞さない構えのトランプ氏に反発しました。米軍制服組トップのミリー氏は、11月の大統領選に向けてデモ隊に強硬姿勢を示すことで「強い指導者」を演出したいトランプ氏の写真撮影に付き添ったことについて、政治に関与しない軍トップの行動として「誤りだった」と謝罪しました。

