![]() |
リビアでは8年前に民主化運動「アラブの春」でカダフィ政権が崩壊したあと、国が東西に分裂して戦闘が続いてきましたが、先月から東部の軍事組織が西部の暫定政府への攻勢を一層強めています。
こうした中、トルコのエルドアン政権は国連などが認める西部の暫定政府を支援しようと、リビアへの派兵を可能にする法案を議会に提出し、2日、賛成多数で承認されました。
法案の承認について、エルドアン政権は「地域におけるトルコの国益を守り、平和と安定を実現するために重要な一歩だ」としています。
一方、東部の軍事組織を支持するエジプトの外務省は直ちに声明を発表し、「派兵は地域の安定に悪影響を及ぼす」と強く批判しました。
トルコが実際に派兵すれば、これに対抗してエジプトなども軍事介入に踏み切ることが予想され、リビア情勢が泥沼化するのではないかという懸念が強まっています。

