エルドアン氏(左)とクルチダルオール氏=AP |
ウクライナ情勢で仲介役を買って出るなど、存在感を増す中東のトルコで14日に行われた大統領選挙は、現職のエルドアン氏と野党の統一候補クルチダルオール氏との間で接戦となっていますが、両候補とも、当選に必要な過半数には届かず、今月28日の決選投票にもつれ込むとの見方を示しています。
トルコで14日に行われた大統領選挙は、20年にわたって政権を率いてきた現職のエルドアン氏と、6つの野党の統一候補として初めて立候補したクルチダルオール氏との事実上の一騎打ちとなりました。
政府系通信社アナトリア通信によりますと、日本時間午前11時時点の開票率は98.06%で、得票率はエルドアン氏が49.34%、クルチダルオール氏が44.99%と接戦となっています。
いずれの候補も、当選の条件となっている有効投票の過半数に届かない場合は、2週間後の今月28日に決選投票が行われることになっています。
エルドアン氏は、現地時間の15日未明、支持者を前に演説し「国民の選択が信頼と安定の側にあると私は疑っていない」と述べ、再選に自信を示す一方、「大統領選挙が今回の投票で終わるかはまだわからない」と述べました。
また、クルチダルオール氏も党本部で会見し、「決選投票で必ずや勝利する。そして、この国に民主主義をもたらすだろう」と述べ、いずれも決選投票にもつれ込むとの見方を示しました。
選挙の結果次第で国際情勢にも影響を与える可能性があり、行方が注目されます。(NHK)

