[ロイター] - トルコのエルドアン政権は、軍の一部勢力によるクーデター未遂を受け、首謀者とみなす米国在住のイスラム教指導者ギュレン師の支持者を一掃するとして、処分対象を軍や警察などだけでなく、大学や学校、情報機関、宗教団体にまで拡大しています。


(写真:turkiyegazetesi.com.tr)

同国ではこれまでに、兵士、警察官、裁判官、公務員、教師など約5万人が停職となったり、身柄を拘束されたりしました。

トルコ当局は19日、ギュレン師寄りとみられるメディアの活動を停止させたほか、教育省職員約1万5000人や情報機関職員約100人を停職としました。また、宗教局では492人、首相府は257人、エネルギー省は300人が解職処分となりました。

ユルドゥルム首相は同日の議会で、ギュレン師の活動について「根絶やし」にすると宣言しました。エルドアン大統領の報道官は、政府がギュレン師の送還について、米国に正式に要請する準備を進めていると明らかにしました。