(写真:AFP/TTXVN)

ロイター通信が伝えました。ロシアやエジプトなどの後押しを受けて暫定政権側と交戦する有力軍事組織「リビア国民軍」(LNA)はこれに強く反発しました。トルコの介入により、周辺国の代理戦争と化しているリビア情勢は、いっそう混迷の度合いを深めています。

トルコ議会は今月初め、暫定政権側の要請を受ける形で、リビアへの派兵を承認しました。エルドアン大統領は5日、暫定政権が拠点とする首都トリポリへの軍部隊派遣が進んでいると述べました。産油国であるリビアへの影響力を強め、将来のエネルギー確保につなげる狙いもあるとみられます。

一方、LNAは6日、暫定政権の勢力下にあった中部の要衝シルトを制圧したと発表しました。LNAを率いるハフタル司令官は、トリポリへの攻勢も強めています。

トルコは、部隊の派遣は「停戦を実現し政治的解決を促す」ためだとしていますが、軍事的に劣勢の暫定政権側がトルコの支援で勢力を回復すれば、戦闘がさらに激化する可能性もあります。