(写真:Yonhap/TTXVN)

2023年2月6日にトルコ南部で発生した大地震では、トルコで5万3537人、隣国シリアでおよそ6000人の、あわせて5万9000人以上が死亡しました。

地震発生から2年となった6日、甚大な被害を受けたトルコ南部ハタイ県の中心都市アンタキヤでは、地元政府が主催する追悼の式典が行われ、大勢の人たちが集まりました。

式典に参列した人たちは数日前に舗装されたばかりの市内の通りを歩き、地震が発生した午前4時17分に歩みを止めると、あたりは静かな祈りに包まれていました。
そして、犠牲者を悼み、街の復興を願って中心部を流れる川に静かに花をささげていました。

トルコの被災地では、今もおよそ65万人がコンテナの仮設住宅での生活を余儀なくされていて、アンタキヤでも街の再建が急ピッチで進められる一方、2年たった今も壊れたまま手つかずの建物が多く残されています。

友人や同僚を亡くし、追悼式典に参列した被災者の1人は「不安、そして悲しみ、さまざまな感情があります。私たちには希望が必要です」と話していました。

また、家族が犠牲になったという女性は「街は完全に変わってしまいましたが、痛みは消えることがありません。亡くなった家族、友人、すべての人のために祈りました」と話していました。(NHK)