
(NHK)トルコ西部の炭鉱で起きた爆発事故で、これまでに205人の作業員が死亡し、現地の救急当局は、今も地下に閉じ込められている、少なくとも100人以上の作業員の救出に全力を挙げています。
トルコ西部のマニサ県ソマにある炭鉱で、13日、爆発があり、トルコのユルドゥズエネルギー天然資源相によりますと、これまでに205人の作業員が死亡したということです。また、けが人も80人以上に上っています。
事故当時、炭鉱に入っていた780人余りの作業員のうち、これまでに360人余りが救助されていますが、今も少なくとも100人以上の作業員が地下に取り残されているということです。
救急当局は、国内各地から専門の部隊およそ300人を派遣し、救出に全力を挙げていますが、炭鉱の中では今もところどころで火災が起きていて、作業は容易ではないということです。
トルコ政府は、炭鉱内の変圧器が破裂したことが原因で火災が起きたとみていて、作業員の多くは充満した煙による一酸化炭素中毒により死亡したということです。
事故を受けて、トルコ政府は、13日から3日間を喪に服す期間とすると発表し、エルドアン首相は予定していた外遊を取りやめて現場入りし、事故の対応に当たることにしています。
トルコでは、古くから炭鉱の開発が進められてきましたが、設備が不十分なことなどから、これまでもたびたび大きな事故が起きています。
