
フィデル・カストロ前議長(89)
(写真:THX/TTXVN)
【サンパウロ時事】19日、キューバ共産党の第7回大会は、ラウル・カストロ国家評議会議長(84)を党トップの第1書記に再任して閉幕しました。国営メディアが報じました。カストロ議長は2018年に一線を退くと表明しており、最後の任期になるとみられます。
今回は米国との国交回復後、初の党大会です。高齢化が進む党指導部の若返りが注目されましたが、革命世代のマチャド第2書記(85)も再任され、世代交代は進ませんでした。
カストロ議長は演説で「われわれは急ぐことなく、必要な改革を続けていく」と強調しました。経済改革を進める一方で、性急な変化には消極的な姿勢を示しました。次世代の人材と有力視されるディアスカネル国家評議会第1副議長(55)やロドリゲス外相(58)は政治局に残留しました。
最終日は、前回11年の大会で党トップを退いたフィデル・カストロ前議長(89)も壇上に姿を見せました。党員から大きな拍手で迎えられ、「われわれはいつか死ぬ。しかし、党の理想が失われることはない」と演説しました。
