戴冠式にはベトナムのボー・バン・トゥオン国家主席と各国の王室関係者や各国首脳のほか、新型コロナウイルスの感染拡大の際に生活に困窮した人の支援に尽力した人など、2200人以上が招待されています。ウェストミンスター寺院では900年以上にわたり歴代の国王や女王の戴冠式が38回行われています。
戴冠式で、チャールズ3世国王はイギリスを法に基づき統治するなどと誓いを立て、宣誓書に署名しました。そのあと、カミラ王妃は大粒のダイヤモンドがあしらわれた冠を授けられました。
トゥオン国家主席は戴冠式の前に行われたチャールズ3世国王との会見で、チャールズ3世国王とカミラ王妃、およびイギリスの国民にお祝いの言葉を述べるとともに、「チャールズ3世国王の君臨の下、イギリスと北アイルランドは引き続き発展していく」との確信を表明しました。
トゥオン国家主席は、「ベトナムは常に、イギリスとの戦略的パートナーシップの強化を重要視している」と強調したうえで、国王とイギリス王室に対し、両国関係の深化に引き続き貢献するよう希望を表明したほか、国王にベトナムを訪問するよう招待しました。
チャールズ3世国王は、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするというベトナムの公約を高く評価すると同時に、「イギリス王室は常に、ベトナムの開発事業とベトナムとの戦略的パートナーシップに関心を寄せ、支援している」と強調しました。
トゥオン国家主席とイギリスのリシ・スナク首相との会見で、スナク首相は、「両国の協力の余地が大きい」と明らかにしたうえで、ベトナムとの協力をさらに強化したいと述べ、イギリスのCPTPP=包括的および先進的な環太平洋パートナーシップ協定への加盟に対するベトナムの支持に謝意を表明しました。
この機に、トゥオン国家主席は各国の首脳らと個別会見しました。これらの席で、ベトナムと各国の首脳は双方関係を引き続き強化するとともに、地域と世界の平和の維持、発展のために貢献することで一致しました。
