(NHK)日本を訪問しているフィリピンのドゥテルテ大統領は26日、安倍総理大臣との首脳会談で、冒頭からベトナム東部海域の問題について触れ、「われわれは平和を求め、法の支配に基づいて平和的に問題を解決したいです。常に日本の側に立つつもりだ」と述べ、この問題で引き続き日本と連携していく考えを示しました。

(写真:AFP/TTXVN)
ドゥテルテ大統領は先週、ベトナム東部海域の領有権をめぐって激しく対立してきた中国を訪問し、問題をいったん棚上げして関係を改善し、およそ2兆5000億円の大規模な経済支援を取り付けたばかりです。ドゥテルテ大統領は、みずからが進める強硬な麻薬対策をめぐり、アメリカとの亀裂が深まる中、今回の日本訪問で外交政策の足場を固めることを目指してきました。
ドゥテルテ大統領としては、ベトナム東部海域の問題について、日本と連携する立場をアピールすることで、最大の支援国である日本との良好な関係を維持し、中国に続き具体的な支援を引き出すことに成功した形です。
