昨年11月のAPEC首脳会議に際し、TPP加盟諸国の指導者が会合を行った

写真提供:St Flie

(日経)米国を除く環太平洋経済連携協定(TPP)加盟11カ国による首席交渉官会合が2日午後(日本時間3日未明)、カナダで始まりました。米国抜きの「TPP11」発効に向けた初の本格的な実務協議となります。5月下旬に開く閣僚会合に向け、今回の会合で各国が足並みをそろえられるかが焦点となります。

 初日の全体会合では、11カ国それぞれがTPPの今後に対する考え方を表明するとしています。日本はオーストラリア、ニュージーランドとともに、現在の協定内容を変えないまま早期に11カ国で発効させる案を提案する見通しです。

 ベトナムやマレーシアなどは協定内容の変更を求める可能性もありますが、再交渉になれば発効まで長期間を要します。日本は11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合を一つの目安として、協議の早期決着を図りたい考えです。