1日、TPP交渉に参加する12カ国の代表=Reuters/TTXVN


【日本経済新聞】環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加する12カ国は3日午後10時半すぎ(日本時間4日午前11時半すぎ)、4日目の閣僚 会合に入りました。最大の懸案である医薬品は依然協議が難航しており、閣僚間で調整を続けます。4日にも再び閣僚会議を開き、大筋合意を目指します。

オーストラリアのロブ貿易・投資相は閣僚会合前の3日夜、記者団に「まだ大きな隔たりがありますが、政治的意思があれば合意は可能だと思う」と話しました。

閣僚会合ではなお残る医薬品のデータ保護期間や乳製品の市場開放問題について、進捗状況を確認します。打開策を話し合います。これまでの3日間の閣僚会合はごく短時 間で終わっており、3日の会合も開始予定時刻が午後10時半と遅いことから、短時間で終わる見通しです。その場合もアメリカ、オーストラリアなど関係国の交渉関係者が徹夜で調整 にあたる見通しです。

12カ国は当初9月30日と10月1日の2日間で、閣僚会合を終える予定でした。2日間では難航分野が合意に至らなかったため、3日目の10月2日も閣僚間で詰めの協議をすることにして、4日目の3日午後には共同記者会見を開く段取りでした。

ただ、協議が終結せず、議長国であるアメリカのフロマン通商代表部(USTR)代表が24時間の延長を申し入れ、各国が受け入れました。5日目の4日までには医薬品や乳製品分野で参加国間の隔たりをなくし、大筋合意に持ち込みたいということです。