
国連総会では11日、アンティグア・バーブーダ出身の現在のアッシュ議長に代わり、ことし9月に就任する新しい議長を選出する会合が開かれました。そして、アフリカ・グループが一致して推薦したウガンダのサム・クテサ外相が、満場一致で選出されました。
クテサ外相は、国連が来年見直す持続可能な開発目標の設定に全力を挙げるほか、地球温暖化対策や国連の機構改革に取り組む姿勢を強調しまし た。一方で、ウガンダ政府はことし2月、同性愛者に対して最高で終身刑を科すとする法律を成立させ、国連は同性愛者への不当な差別だとして廃止を求めてい ます。
このため、現職のウガンダの閣僚が議長に就任することには反発も広がっており、インターネット上で、アメリカ政府に対してクテサ外相のビザの取り消しを求める署名運動も行われています。記者会見では厳しい質問も相次ぎ、クテサ外相は「法律は法律であり、私がそれを支持するかどうかは問題でない」などと釈明に追われる場面も見られました。
