東部で続く親ロシア派武装勢力との紛争解決に向けて連携を確認しました。6月にはブリュッセルへ初の外遊を予定します。対ロ政策で早期に欧州との協調の継続を示し、膠着するロシアとの関係打開を図ります。
会談では紛争解決に向けた交渉の条件を協議しました。ウクライナとロシアに独仏を交えた4カ国首脳会談の開催を主に議論したとみられます。インタファクス通信によりますと、会談後にマース外相は「4カ国の枠組みで停戦合意の履行を目指す方針で一致した」と述べました。
ゼレンスキー氏の独仏への訪問と首脳会談の調整についても意見を交わしました。同氏は6月上旬に初外遊でブリュッセルを訪れ、EU=欧州連合やNATO=北大西洋条約機構の幹部と会談を予定します。欧州を後ろ盾にロシアとの対話を再開し、優先課題である停戦の糸口を探る考えです。
ウクライナ東部では2014年からロシアが支援する親ロ派武装勢力との紛争が続きます。15年の停戦合意後も戦闘は収まらず、国連によると犠牲者は1万3000人にのぼりました。ロシアは紛争はウクライナの「内政問題」として、同国による停戦合意の履行が必要だと主張しています。
