任期満了に伴うウクライナの大統領選挙は39人の候補者で争われ、事前の世論調査では、新人で政治経験のないタレントのゼレンスキー氏(41)を、現職のポロシェンコ大統領(53)と元首相のティモシェンコ氏(58)が追う展開となっています。

投票は日本時間の31日午後2時に始まり、首都キエフの投票所では多くの有権者が1票を投じていました。

ウクライナは5年前、南部のクリミアをロシアに併合され、有力候補はそろってロシアを非難しています。

ただ、その主張には温度差があり、武力衝突も辞さない強硬姿勢のポロシェンコ大統領に対して、新人のゼレンスキー氏は、力に頼らない方法を模索する姿勢を示して支持を広げてきました。

ウクライナ情勢を受けて、欧米がロシアに制裁を科し、ロシアが対抗措置をとるなど、双方の対立が深まる中、クリミア問題や東部で続く紛争の解決に向けて道筋をつけるため、ウクライナの次の政権がロシアとどう向き合うのか、欧米とロシアの双方が選挙の行方を注視しています。

投票は日本時間の4月1日午前2時に締め切られ、即日開票の結果、早ければ1日の午前中にも大勢が判明する見通しです。